「朝、目が覚めた瞬間から腰が重くて、すぐに起き上がれない…」
「動き出すと少しずつラクになるけれど、毎朝起きるのがゆううつ」
そんな「朝だけ腰が痛い」という症状に悩んでいませんか?
お昼や夜は元気に動けるのに、なぜか「朝だけ」腰がこわばって痛む。
実は、宮崎県都城市にある「鍼灸治療院たけした」にも、あなたと全く同じ悩みで相談に来られる方がたくさんいます。
「動けばラクになるんだから、放っておいても大丈夫でしょ?」と思うかもしれません。
でも、これは体が一生懸命に送っている「助けて!」のサインなんです。
朝に腰が痛くなるのには、ちゃんとした理由があります。
朝に腰が痛むのには「3つの原因」があります。
- 寝ている間に、腰の筋肉が「血行不良(血液が足りない状態)」になっている
- 使っているお布団が体に合わなくて、寝ている間ずっと腰をいじめている
- 「寝るモード」から「動くモード」へ、体がうまく切り替わっていない
この記事では、たくさんの患者さんの体を元気にしてきた鍼灸(しんきゅう)師の私が、朝の腰痛の理由をどこよりも分かりやすく解説します!
さらに、明日の朝からベッドの中で今すぐできる「1分ストレッチ」や、腰の痛みを優しく和らげる「秘密のツボ」も教えますね。
毎朝、スッキリ笑顔で「おはよう!」と起き上がれる体を一緒に作っていきましょう!
目次
なぜ、「朝だけ腰が痛い」のか考えられる3つの原因
「日中は普通に動けるのに、どうして朝起きるときだけ、あんなに腰が痛いの?」
当院に来られる患者様からも、一番よくいただく質問です。
実は、寝ている間の私たちの体では、日中にはない事が起きています。
17年の臨床経験から分かった、朝の腰痛を引き起こす3つの大きな原因を詳しく見ていきましょう。
寝ている間に、腰の筋肉が「酸欠(血行不良)」になっているから
朝の腰痛のいちばんの原因は、睡眠中に腰の筋肉への血液の流れが悪くなり、筋肉が「酸欠(さんけつ)状態」になってしまうことです。
私たちは起きているとき、無意識に体を動かしています。
筋肉が動くことで、まるでポンプのように血液を全身に送り出しているのです。
しかし、寝ている間は体を大きく動かせません。
通常であれば、人間は一晩に20回〜30回ほど「寝返り」を打つことで、同じ場所がずっと圧迫されるのを防いでいます。
寝返りが打てないと、一晩中、自分の体重で腰の細い血管がギューッと押しつぶされ続けてしまいます。
すると、筋肉に酸素や栄養が届かなくなり、代わりに疲れの成分や痛みのもとが溜まっていきます。
これが、朝起きたときの「じんわり重い」「こわばって痛くて動けない」という症状の正体です。
使っているお布団や枕が、一晩中「腰をいじめている」から
あなたが毎日使っているベッド、マットレス、敷布団や枕は、本当にあなたの体に合っているでしょうか?
寝具の硬さや高さが合っていないと、寝ている間、ずっと腰の骨や筋肉に強いストレスがかかり続けます。
特に気をつけたいのが、次の2つのパターンです。
〇柔らかすぎるマットレス(低反発など)
お尻や腰のあたりが、お人形のように「くの字」に深く沈み込んでしまいます。これでは寝返りを打つのにものすごく大きな力が必要になるため、体が疲れて寝返りを諦めてしまいます。
〇硬すぎるマットレス(せんべい布団など)
骨が出っ張っているお尻や背中だけで体重を支えることになります。腰の下にすき間ができる「反り腰(そりごし)」の状態になりやすく、寝ている間も腰の筋肉が宙に浮いたまま、ずっと力を入れて踏ん張っている状態になります。
また、高すぎる枕も危険です。
首が前に押し出されることで背骨全体のバランスが崩れ、そのしわ寄せがすべて「腰」に集中してしまうのです。
「寝るモード」から「動くモード」へ、体がうまく切り替わっていないから
人間の体の中には、自分の意志とは関係なく、体をコントロールしてくれる自動のスイッチがあります(これを自律神経といいます)。
〇夜(リラックス・寝るモード)
血管をゆるめて、体をゆっくり休ませる
〇朝(アクティブ・動くモード)
血管をキュッと引き締めて、元気に動く準備をする
健康な体であれば、朝目が覚めると同時に、このスイッチが「寝るモード」から「動くモード」へ、スムーズにカチッと切り替わります。
しかし、毎日の疲れが取れていなかったり、体が冷えていたりすると、この切り替えがうまくいきません。
朝起きた瞬間、まだ筋肉がカチカチに固まっている状態で、急激に「動くモード」のスイッチが入ってしまい、血管がギュッと縮んでしまいます。
そのため、起き上がって一歩目を踏み出したときに「イタタタタッ…!」と強い痛みが出てしまうのです。
大室整形外科クリニック:朝、起きると腰が痛いのは病気のサイン?
臨床で謎解き!腰のこわばりとは?
ここで、これまで17年間、都城市でたくさんの患者さんの腰を触ってきた私だからこそ分かる、朝の腰痛に悩む人の「ある不思議な特徴」をお話しします。
朝、腰が痛いという患者さんの腰に触らせていただくと・・・
みなさん共通して「腰の全面が、まるで木の板(いた)のようにカチカチに硬くなっている」という特徴があります。
どれくらい硬いかというと、治療のベッドに「うつ伏せ」でゴロンと寝てもらいます。
普通ならリラックスして平らになるはずの腰の筋肉が、まるで山のようにモコッと盛り上がったままになってしまうのです。
ご本人は「ぜんぜん力を入れていませんよ」とおっしゃいます。
でも、実は体の中では、重い荷物を全力で持ち上げ続けているくらい、腰の筋肉がガチガチに緊張(きんちょう)した状態になっています。
これでは、寝ている間も腰が全く休めていませんよね。
東洋医学でいう「気」や「血」が、大渋滞を起こしてしまうのも当然です。
【今日からできる】カチカチの腰を緩める3つのセルフケア
「私の腰も、もしかしたら板みたいに固まっているかも…」 そう思ったあなたも、安心してください。
寝ている間にガチガチに緊張してしまう腰は、毎日のちょっとした工夫とお手入れで、柔らかくほぐしていくことができます。
鍼灸治療と併用することで「あれ?前に比べて腰が軽い!」を実感できる、3つのセルフケアをご紹介します。
寝る前&起きたその場の「1分ゴロゴロストレッチ」
まずは、カチカチになった腰の筋肉を優しくほどくストレッチです。
お布団から起き上がる前、または夜寝る前に、ベッドの上でゴロゴロしながらやってみてください。
- 仰向け(あおむけ)に寝て、両ひざを両手でギュッと抱え込みます。
- そのまま、体を左右に「ゴロゴロ」と優しく10回ほど揺らします。
これだけです!
こうすることで、うつ伏せになっても盛り上がっていた腰の筋肉が、自分の体重で優しくマッサージされ、ストレッチされます。
起き上がる前にこれを行うだけで、一歩目の「イタタタ…!」という痛みが軽くなっていきますよ。
寝姿勢をラクにする「クッション大作戦」
マットレスやお布団が合わなくて腰にすき間(反り腰)ができている人におすすめ。
家にあるクッションやバスタオルを使うだけで、お布団を変身させることができます。
仰向けで寝るのがツラい人
両ひざの下に、ふくらんだクッションや、丸めたバスタオルをポンと入れてみてください。ひざが少し曲がることで、浮いていた腰がペタンとお布団にくっつき、腰の筋肉が「ふぅーっ」と力を抜いて休めるようになります。
横向きで寝るのがラクな人
両ひざの間にクッションを挟(はさ)んで寝てみてください。骨盤(こつばん)のゆがみが取れて、腰への負担が半分以下になります。
お腹と腰を冷やさない「ぬくぬく温活(おんかつ)」
東洋医学の大敵である「冷え(寒邪)」から腰を守るために、夜の温活は欠かせません。
夏でも「腹巻(はらまき)」をして寝る
エアコンの冷気は、寝返りを打ったすき間に容赦なく入り込みます。薄手のシルクや綿の腹巻を一枚つけて寝るだけで、人体の要である「腎(じん)」が冷えるのをバリアしてくれます。
シャワーで済ませず、湯船(ゆぶね)に浸かる
お風呂の湯船にしっかり浸かることで、カチカチの板のようだった腰が、お湯の中でじんわり緩んでいきます。夜のうちに気・血の渋滞を解消しておくことが、翌朝の痛みを改善する最大の近道です。
板のような腰を緩める「鍼灸治療院たけした」の施術
「ストレッチや温活を試してみたけれど、やっぱり朝起きると腰が痛い…」
「もう何ヶ月も、何年も、毎朝の激痛に耐えている」
そんな方は、自分で気づかないうちに、腰の筋肉の緊張(きんちょう)が限界を超えてしまっている状態です。
先ほどお話ししたように、うつ伏せになっても腰がガチガチな状態は、マッサージするだけではなかなか元に戻りません。
そんな頑固な朝の腰痛に対して、当院では、東洋医学の知恵で優しくアプローチしていきます。
オーダーメイド治療
症状は同じでも人の体はそれぞれ違うものです。
10人の腰痛の患者さんがいれば、それぞれ施術法は変わります。
当院では、問診、理学的検査、腹診、脈診などを駆使してその方の本質を診て、1人1人にあった、根本治療をします。
朝の腰痛には浅く刺す鍼が有効
朝の腰痛には浅く刺す鍼が効果があります。
施術法としては反応がある箇所に鍼を1ミリほど刺して、5分ほど置きます。
この、治療を繰り返すと板のように硬くなった腰が少しずつ緩んできます。
どうしても、鍼を刺すのは抵抗があるという方は「刺さない鍼」もあるので、安心してください。
腰痛の本当の原因である「冷え」と「体質」から変えていく
当院の治療は、ただ「今痛い腰」に鍼をするだけではありません。
東洋医学の考え方をベースに、朝の腰痛を引き起こす最大の敵である「体の冷え」を改善することで体の中から変えていきます。
お腹や足のツボも一緒に優しく整えることで、体全体の自律神経のスイッチがスムーズに切り替わる。
そして、一晩寝れば「自分で自分の疲れをリセットできる体」を取り戻すことができるのです。
【鍼灸師が回答】鍼の痛い?痛みを与えない技術について徹底解説。注射が苦手な方でも大丈夫な理由や、体質に合わせた施術方法をご紹介します。「痛そうで怖い」というイメージが変わる、鍼灸の基礎知識はこちら。
朝の腰痛でよく反応が現れるツボ
朝の腰痛で反応がよく現れる3つのツボを紹介します。
大腸兪(だいちょうゆ)
大腸兪(だいちょうゆ)は第4腰椎と第5腰椎の間から外側の1~2cm位のところにあります。

様々な腰痛で反応があるツボです。
小腸兪(しょうちょうゆ)
大腸兪の2cm下ほどにあります。

腎兪(じんゆ)
腎兪(じんゆ)は第2腰椎と第3腰椎の間から外側2cmほどにあります。

紹介した3つのツボは自宅でのセルフケアにも最適です。
【関連記事】「まだ老け込む年齢じゃないのに…」30〜50代の坐骨神経痛、そのしびれを「根本」から手放す方法
朝の腰痛についての「よくある質問(Q&A)」
当院に朝の腰痛で来院される患者様から、特によくいただく質問をまとめました。
Q1. 朝、腰が痛いときは無理にでもストレッチをして動かしたほうがいいですか?
A. 痛みの強いときは無理をせず、まずは「お風呂などで温めること」を優先してください。
朝一番は筋肉が冷えてカチカチに固まっています。
その状態で無理にグイグイと強いストレッチをしてしまうと、かえって筋肉を痛めてギックリ腰を引き起こす原因になります。
まずは朝起きたら、温かいシャワーを腰に当てたり、白湯(さゆ)を飲んでお腹の中から体を温めたりして、血行が少し良くなってから、先ほどご紹介した「1分ゴロゴロストレッチ」などを優しい力で試してみてください。
Q2. 湿布(しっぷ)を貼って寝るのは効果がありますか?
A. 一時的に痛みを和らげる効果はありますが、根本的な解決にはなりません。
湿布の多くには「消炎鎮痛剤(痛みを抑える成分)」が含まれているため、貼るとスーッとしてラクに感じると思います。
しかし、冷感湿布などはその名の通り「冷やす」性質があるため、東洋医学でいう「冷え(寒邪)」を呼び込み、長期的に見ると腰回りの血流をさらに悪くしてしまう原因にもなり得ます。
湿布に頼るよりも、夜寝るときに「腹巻」をして腰を温めたり、お布団の環境を見直したりすることの方が、朝の腰痛を根本から変えるためには大切です。
Q3. 朝の腰痛を防ぐために、枕(まくら)の高さはどれくらいが良いですか?
A. 横になったときに、背骨が綺麗な「S字カーブ」を描ける高さが理想です。
高すぎる枕は首が前に折れ曲がり、背中から腰にかけての筋肉が引っ張られて緊張してしまいます。
逆に、低すぎたり枕がなかったりすると、首や腰が反り返って負担になります。
バスタオルを四つ折りにして重ね、頭を乗せたときに「立っているときと同じような、自然でラクな姿勢」になれる高さに調節してみるのが、一番お手軽でオススメの方法です。
専門家にアドバイスをもらうのも一つの方法です。
Q4. 鍼(はり)治療は、何回くらい通えば朝ラクに起きられるようになりますか?
A. 症状の軽さや体質にもよりますが、まずは「3回〜5回」を目安に変化を実感される方が多いです。
長年かけて「板のようにカチカチ」になってしまった腰の場合、1回の施術ですべてを戻すのは魔法ではないので難しいですが、血流が良くなることで「翌朝の起き上がりが少しラクになった!」という変化は早い段階で実感していただけます。
当院(都城市の鍼灸治療院たけした)では、17年の臨床経験を活かし、一人ひとりの腰の固まり具合や冷えの強さに合わせて、一番近道となる治療プランをご提案しています。
まとめ:朝の腰痛は体のSOS!我慢せずすっきりした朝を取り戻しましょう
毎朝、目が覚めるたびに腰の痛みに耐え、
「今日も一日が始まるのか…」
と憂鬱(ゆううつ)な気持ちになってしまうのは、本当に本当につらいことですよね。
今回お話ししたように、朝起きたときにだけ現れる腰の痛みは、ただの気のせいでも、年齢のせいだけでもありません。
寝ている間にあなたの腰の筋肉が「酸欠(血行不良)」。
また、冷えや疲れによって「板のように硬くなって緊張している」という、体からの切実なSOSサインなのです。
まずは、今日からできる以下の4つのセルフケアを、できるものから一つずつ試してみてください。
- ベッドの中での「1分ゴロゴロストレッチ」
- 腰のすき間をなくす「ひざ下クッション」
- 夜寝るときの「お腹と腰のぬくぬく温活(腹巻)」
- 腰痛をリセットする魔法のツボ「腎兪(じんゆ)」や「小腸兪(しょうちょうゆ)」のお手入れ
しかし、
「いろいろ試してみたけれど、やっぱり朝の痛みが変わらない」
「もう何ヶ月も板のような硬さが抜けない」
という場合は、体の中の「血行不良」が、セルフケアだけでは追いつかないほど根深くなっている可能性があります。
そんなときは、一人で我慢し続けず、ぜひ一度プロの手を頼ってください。
宮崎県都城市の「鍼灸治療院たけした」では、これまで17年間、数多くの腰痛と向き合ってきた経験があります。
あなたに合わせた「痛くない優しい鍼灸治療」で、その頑固な朝の痛みを根本からじっくり紐解(ひもと)いていきます。
毎朝、ベッドからすっきりと笑顔で起き上がり、「おはよう!」と気持ちよく一日をスタートできる体を私と一緒にに作っていきませんか?
いつでもお気軽に、当院までご相談くださいね。
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鍼灸治療院たけした 院長 「公式LINEは、予約・ご相談・治療後のアフターフォロー・臨時休診のお知らせのみに使用いたします。それ以外の目的でメッセージをお送りすることはありませんので、安心してお友だち登録してくださいね。」
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