こんにちは。都城市の「鍼灸治療院たけした」院長の竹下です。
「最近、洗濯物を干すときに肩がズキッとする」
「夜、寝返りを打つたびに肩の痛みで目が覚めてしまう」
…そんな五十肩の痛みで悩んでいませんか?
40代、50代と年齢を重ねるごとに増えてくるこの悩み、世間では一般的に「五十肩」と呼ばれています。
実は、私の治療院にも
「もう歳だから仕方ないよね」
「いつか治ると思って放置していたら、どんどん動かなくなった」
と駆け込んでこられる方が多いんです。
でも、安心してください。
五十肩は正しく理解し、その時々に合わせた適切なケアを行えば、痛みは必ず和らぎ、以前のようにスムーズに動かせるようになります。
今回は、臨床経験17年の鍼灸師の視点から、五十肩の正体。
また都城市の皆様に知っておいてほしい「後悔しないための治療法」について、ゆっくり丁寧にお話ししていきます。
目次
五十肩って、結局なんなの?(肩関節周囲炎の話)
よく耳にする「五十肩」ですが、実はこれ、正式な病名ではありません。
医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれます。
文字通り、肩の関節の「周囲」にある筋肉や腱、関節を包む袋(関節包)に「炎症」が起きている状態を指します。
なぜ、40代・50代に五十肩の痛みが多くなるのか
私たちの肩は、人体の中で最も動く範囲(可動域)が広い関節です。
その分、仕組みが非常に複雑になっています。
日々の家事や仕事、あるいはちょっとした姿勢の崩れで負担がたまりやすい場所でもあります。
若い頃は組織に弾力がありますが、年齢を重ねると少しずつ潤いが減って硬くなったり、血行が悪くなったりします。
そこに、ふとした拍子に強い負荷がかかったり、疲労が溜まったりすることで「火事」のような炎症が起きてしまうのです。
「特に何もしていないのに痛くなった」とおっしゃる方が多いのも、こうした日々の小さな積み重ねが背景にあるからです。
【関連記事】日本整形外科学会 「五十肩(肩関節周囲炎)」
五十肩には「季節」のような3つのステージがある
五十肩の治療で最も大切なのは、今自分の肩が「どのステージにいるのか」を見極めることです。
これを間違えて無理に動かしたりすると、かえって悪化させてしまうことがあります。
炎症期(急性期):痛みのピーク
肩の中に「火」が出ている状態です。
何もしなくても痛い、夜に痛みで目が覚める(夜間痛)、肩だけでなく腕までズキズキする。
この時期は「安静」が第一です。
無理にストレッチをしたり、マッサージで揉みほぐそうとしたりするのは逆効果になることが多いので注意しましょう。
拘縮(こうしゅく)期:固まる時期
炎症が治まり、肩周囲の組織がガチガチに固まってしまった状態です。
鋭い痛みは減るものの、肩が上がらない、後ろに手が回らない、無理に動かそうとすると「突っ張るような痛み」がある。
ここからは、少しずつ動かしていく準備が必要です。
ただし、自己流で無理やり動かすのではなく、専門家のアドバイスを受けながら「正しい方向」にほぐしていくことが鍵となります。
回復期:動きが戻る時期
固まった組織が少しずつ緩み、元に戻っていく時期です。
日常生活で不便を感じることが減り、動かせる範囲が徐々に広がっていきます。
全身のバランスを整えながら、最後までしっかり可動域を取り戻しましょう。
なぜ「鍼灸(しんきゅう)」が五十肩に選ばれるのか
「五十肩に鍼(はり)がいいって聞くけど、痛くないの?」
「どんな効果があるの?」
と気になる方もいらっしゃるでしょう。
実は、五十肩と鍼灸は非常に相性が良いのです。
深い場所にある「痛みの根っこ」に届く
肩の関節は、表面からでは触れない深い場所にあります。
マッサージなどの手技も素晴らしいものですが、深い部分の筋肉(インナーマッスル)に直接刺激を与えることが難しい場合もあります。
鍼であれば、その「痛みの根っこ」にピンポイントでアプローチし、血流を改善させることが可能です。
脳に「痛みを抑えて」とサインを送る
鍼を打つことで、私たちの体からは「エンドルフィン」などの痛みを鎮める物質が分泌されます。
また、興奮している神経を落ち着かせ、筋肉の異常な緊張を和らげる効果も期待できます。
お灸による「芯からの温め」
当院では、必要に応じてお灸も併用します。
五十肩の急性期には背中のコリにお灸することで、炎症を抑える効果が期待できます。
また、拘縮期(固まった時期)には、冷えが大敵です。
お灸のじわ〜っとした温熱効果は、血行を促進し、強張った肩を優しく解きほぐしてくれます。
鍼灸治療院たけしたでの「五十肩」への向き合い方
都城市にある当院では、ただ「肩に鍼を打つ」だけではありません。
私が17年の臨床経験 の中で大切にしているのは、「なぜあなたの肩が、今この状態になっているのか」を丁寧に見極めることです。
① 丁寧なカウンセリング
まずは、いつから痛むのか、どんな動作が一番辛いのか、夜は眠れているか、詳しくお話を伺います。
お一人おひとり生活スタイルも違えば、痛みの感じ方も違います。
② 全身のバランスチェック
「肩が痛いから肩だけが原因」ということは稀です。
実は背中の硬さ、仙骨部のコリなどが肩に負担をかけていることがよくあります。
当院では、肩だけでなく全身のバランスを診て、根本的な原因を探ります。
③ 負担の少ない「優しい施術」
当院では、無理な矯正や強い刺激は行いません。
特に五十肩の炎症期の方は、少しの刺激にも敏感です。
その時のステージに合わせて、身体に負担の少ない優しい施術を心がけています。
【関連記事】鍼灸治療院たけしたの優しい施術はこちらで解説
五十肩の治療でよく使うツボ
ここでは、五十肩の治療でよく使うツボを紹介します。
肩貞(けんてい)
肩を動かすために重要な筋肉(小円筋や大円筋など)が重なり合っている、いわば「肩の交通の要所」のような場所。
五十肩になると、この周辺の血行が悪くなり、ガチガチに固まってしまうことが多いのです。
場所は脇の後ろ側にあるシワの端から、親指の幅1本分くらい上にあります。

「肩貞」には硬い部分に当たるまで鍼を入れます。回数を追うごとにジワリジワリと柔らかくなってきます。
肩髃(けんぐう)
五十肩で炎症や癒着があると、ここで「挟み込み」が起きて痛みが出ます。
肩髃に鍼をすることで、この関節の隙間の緊張を緩め、スムーズな通り道を作ってあげることができます。

この「肩髃」も鍼を1~2cm入れて詰まりをほぐします。
天宗(てんそう)
肩甲骨(背中の左右にある大きな骨)の真ん中あたりを指で探ってみてください。
骨の上に、少し「くぼんでいる」場所が見つかります。
強く押さえると肩や腕にビリッとくることがあるので優しく押さえて下さい。

「天宗」には鍼もお灸も有効です。
五十肩の治療で改善された患者様のエピソード
当院で五十肩の施術を受けられた患者さんのある事例をご紹介します。
「肩が自由に動くようになって、軽いです。」(都城市在住・女性)
「数か月間、肩の痛みに悩まされ辛い表情でした。数ヶ月の治療で肩を動かした時の痛みはほぼなくなり、『人生が楽しくなりました。』と報告。五十肩から解放されて普段の日常を取り戻すお手伝いが出来て私も嬉しく思いました。」
※上記の内容は、当院に来院された複数の患者様の事例をもとに、プライバシーに配慮して構成したモデルケースです。個人の感想であり、効果には個人差があります。
ご自宅でできること・やってはいけないこと
最後に、都城市の患者様によくお伝えしているアドバイスをまとめます。
やってはいけないこと
特に急性期は気を付けて欲しいことがあります。
痛みを我慢して回す
「じっとしていても痛い」
「夜間に痛みで目が覚める」
このような時は運動療法は逆効果になります。
安静を心掛けるようにしましょう。
お風呂は軽く
急性期にお風呂で温めると、冷えた後に痛みが倍増して襲ってくることがあります。
お風呂は気持ちがいいですが、体を洗ったら、湯船に浸からずサッと上がりましょう。
アルコールは控える
お酒を飲むと痛みが一時的に和らいだりしますが、酔いが醒めた後に痛みが強くなることがあります。
急性期の痛みが強い時はお酒は飲まない方がいいでしょう。
ぜひやってほしいこと
慢性期はご自宅や職場での空いた時間に出来ることがあります。
温める(慢性期の場合)
お風呂にゆっくり浸かったり、ホットパックで肩を温めたりして、血流を良くしましょう。
体操
ラジオ体操などは、肩関節の運動に最適な運動の一つです。
一日に一回、習慣にしてみるのもいいかもしれませんね。
*やりすぎは禁物です。注意しましょう。
結びに:都城市で肩の痛みにお悩みの方へ
五十肩は「放っておけばそのうち治る」と言われることもあります。
しかし、適切な処置をしないと、数年経っても可動域が戻らなかったり、反対側の肩まで痛めてしまったりすることも珍しくありません。
大切なのは、「これって五十肩かな?」と思った時に、我慢しすぎないことです。
都城市の「鍼灸治療院たけした」では、地域の皆様が笑顔で、元気に腕を回せる日々を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。
少しでも不安を感じたら、いつでもお気軽にご相談くださいね。
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