首や腕の皮膚のかゆみに悩み、辛そうな表情で肌を掻いている高齢女性の画像。背景は清潔感のある木目調の治療院の室内。

「夜、布団に入ると体がかゆくて眠れない」

「病院で塗り薬をもらっているけれど、なかなか根本から治らない」

「もう一生、このかゆみと付き合っていくしかないのか……」

そんな出口の見えない悩みを抱えていませんか?

実は、私自身も2年弱、皮膚のかゆみと荒れを経験し、それを自らの鍼灸施術で改善しました。

また、当院に来院される患者さんの中にも、悩んでいた皮膚のかゆみが改善し、晴れやかな表情で過ごされています。。

なぜ、ヒフの悩みに対して、直接ヒフに薬を塗るのではなく「鍼(はり)」が効果的なのでしょうか。

そこには、東洋医学が大切にしている**「ヒフは内臓の鏡」**という考え方があります。

この記事では、宮崎県都城市で13年(トータル17年)、多くの患者さんと向き合ってきた鍼灸師の視点で解説します。

ヒフのかゆみの本当の原因と、皮内鍼(ひないしん)を使った治療にについて詳しく解説します。


1. その「 かゆみ 」、実は体からのSOSかもしれません

痒みを感じたとき、多くの人は「ヒフそのもの」に問題があると考えます。

もちろん、乾燥や外部からの刺激も要因の一つですが、それだけではありません。

東洋医学では、ヒフの状態は全身のバランス、特に「五臓六腑)」や「自律神経」の状態を映し出していると考えます。

なぜ薬だけでは不十分な場合があるのか

ヒフ科で処方されるステロイドなどの塗り薬は、今起きている「炎症(火事)」を消し止めるには非常に有効です。

しかし、なぜ火事が起きたのかという「出火原因」を解決しない限り、薬を止めればまた火の手が上がってしまいます。

  • 内臓の疲れ(特に胃腸や肝臓)
  • 血行不良による老廃物の蓄積
  • ストレスによる自律神経の乱れ

これらが積み重なった結果、体内の「熱」や「毒素」がヒフという出口を通って外に出ようとしている状態。

それが、なかなか治らないかゆみの正体であることが多いのです。


2. 鍼灸が「皮膚のかゆみ」にアプローチできる3つの理由

「鍼を刺して、なぜ痒みが止まるの?」と不思議に思われるかもしれません。

当院の施術では、以下の3つのメカニズムによって、体の中からかゆみの出ない環境を作っていきます。

① 自律神経を整え、炎症を鎮める

かゆみが強いとき、体は常に緊張状態(交感神経が優位)にあります。

はり・きゅうは副交感神経を優位にし、全身をリラックスさせることで、過剰な免疫反応や炎症を鎮める効果があります。

② 肝臓機能を高め、デトックスを促進する

「東洋医学では「肺・大腸」がヒフと密接に関係している。」と考えますが・・・

私自身の治療経験からいうと「肝臓の異常」が関係していると感じています。

はり・きゅうによって肝臓の働きを正常にすることで、老廃物の排出をスムーズにし、瘀血(おけつ)や血の不足を改善します。

内側がきれいになれば、ヒフを出口にする必要がなくなるのです。

③ 血流を改善し、皮膚のバリア機能を修復する

痒みのある部位や、それに関連するツボを刺激することで、局所の血流が改善されます。

新鮮な酸素と栄養が皮膚に届くようになると、肌のターンオーバーが通常に戻り、乾燥や刺激に負けない肌へと生まれ変わります。


3. 私の「皮膚のかゆみと荒れ」を治療(*画像あり)

私自身も約2年前から強いヒフの痒みに見舞われました。

改めて自分自身の体に鍼をして、生活習慣を見直す中で、痒みが引いていくプロセスを身をもって再確認しました。

痒みと荒れているところに施術

まずは、内出血の治療の応用をしてみました。

肌が荒れている周囲に1mm~3mmほど鍼を刺して5分程置くというやり方です。

鍼をしたあと、一時はかゆみは治まりましたが、またぶり返す感じでした。

鍼灸師自身の後頭部からうなじにかけてできた、赤みと乾燥、かさぶたを伴う重度の湿疹・皮膚炎の写真。
【私自身の体験】2025年8月21日に撮影。この日から約1年半前に後頭部に現れた強烈な痒みを伴う湿疹。少しずつ、広がりかゆみと荒れが1番ひどい時期でした。

肝臓のツボである「曲泉(きょくせん)」に皮内鍼

2026年の2月半ば花粉症の症状が強くなり始めたので、少しでも軽くなればと自分自身に鍼をしました。

色々、試してみた所。

肝臓のツボである「曲泉(きょくせん)」に皮内鍼をしたら花粉症の症状が少し和らいだので、1週間ほど付けてみました。

かゆみが軽くなった⁉

「曲泉(きょくせん)」に皮内鍼を付けて1ヶ月が過ぎたころ、かゆみが軽くなっていることに気づきました。

痒みが軽くなったことで患部を掻くことが少なくなったせいか、ヒフの荒れも引いてきたのです。

鍼灸施術により赤みや乾燥、かさぶたが改善した後頭部とうなじの皮膚の写真。
【改善後:3月27日撮影】皮内鍼と内臓ケアで、赤みやかさぶたがなくなり、肌本来の滑らかさが戻りつつあります。痒みもほとんど消失しています。

4. 患者さんの改善事例

同じ皮ふトラブルで来院された患者さんの事例です。

【症例】「この痒みは何?」不安を抱えたAさんの劇的変化

普段は息苦しさや頭重感のメンテナンスで来院されているAさんから、ある日、切実な様子でお電話をいただきました。

「先生、急にヒフがかゆくなったんですが、これって何でしょうか……?」

詳しく状況を伺い、私は直感的に**「おそらく、肝臓の疲れからくるサインですね」**とお伝えしました。

すぐに予約を入れて来院されたAさんの患部を拝見すると、右胸と左肩甲骨のあたりに、かゆみによる赤みとひっかき傷が生々しく残っていました。

17年の経験に基づいた「 内臓 」へのアプローチ

まずは全身のバランスを丁寧に整えました。

その後、肝臓の機能を助ける**「右曲泉(みぎきょくせん)」と、「右不容(みぎふよう)」**というツボに鍼灸。

そして、持続的な効果が期待できる「皮内鍼(ひないしん)」を貼付しました。

すると、施術直後にAさんの表情がパッと明るくなりました。

「先生、さっきまで痒みが、すーっと軽くなりました!」

私は「その鍼を1週間貼ったままにしていただければ、さらに楽になりますよ」とお伝えし、その日の治療を終えました。

わずか10日間で「かゆみが9割消失」

それから10日間のうちに合計3回の施術を行ったところ、赤くなっていたヒフは、ほとんど分からない程度まで回復。

痒みも90%以上消えていました。

「病院に行っても……」とおっしゃっていたAさん。

改めて「ヒフは内臓の鏡である」こと、そして適切なツボ刺激が持つ力を再確認した事例となりました。

また、発症してすぐに相談されたAさんの判断も良かったのでしょう。


【関連記事】【肝機能の数値が気になる方へ】γ-GTPやAST/ALTが高い原因と東洋医学の改善アプローチ

5. 鍼灸治療院たけしたのこだわり:刺さない鍼「ていしん」

「ヒフが過敏になっているのに、鍼を刺すのは怖い……」

そう思われる方もいらっしゃるでしょう。ご安心ください。

都城市の当院では、「鍉鍼(ていしん)」「浅く刺す鍼(0.5ミリ)」をメインに使用しています。

痛くない、だから効果が出る

当院で使用する金製や銀製のていしんは、皮膚に優しく触れるだけです。

ヒフが痒い時は、脳も神経も非常に敏感になっています。

「心地よい」と感じる程度のソフトな感覚を与えることで、脳がリラックスし、脳内から痛みを鎮め、免疫を調整する物質が分泌されます。

この優しいアプローチこそが、現代人の繊細な皮ふトラブルには最適なのだと、17年の経験から確信しています。

都城市の鍼灸治療院たけしたででうつ・不眠治療に使用する刺さない鍼(てい鍼)
(左)イチョウ型の小児はり(中)銀の鍉鍼(右)金の鍉鍼

患部には散鍼(さんしん)

痒みや赤味の部分には散鍼(さんしん)という技法を使います。

針先を持って、患部に「チョ、チョ、チョ、チョン」とスズメが餌をついばむような軽い鍼をします。

この散鍼(さんしん)によって患部の熱を散らします。


6. 【今日からできる】かゆみを内側から抑える3つのセルフケア

施術と並行して、ご自宅で以下のことに気をつけていただくと、改善のスピードがぐんと早まります。

「甘いもの」と「油もの」と「アルコール」を控える

これらは食べ過ぎると体に熱を発生させます。

東洋医学で「身熱(しんねつ)」と呼ばれます。

これが皮ふの痒みの原因になってしまいます。

夜23時までに布団に入る

ヒフの修復が行われるのは、寝ている間です。

特に東洋医学でいう「肝」の時間は、血液を浄化する大切な時間。

早寝は最高の美容液であり、治療薬です。

ぬるめのお風呂でリラックス

熱すぎるお風呂は、ヒフの脂分を奪い、痒みを助長します。

38〜40度程度のぬるま湯で、自律神経をリラックスさせましょう。

*かゆみ、赤味がひどい時はお風呂は禁止してください。


7.まとめ:都城市で「皮膚のかゆみ」にお悩みの方へ

痒みは、ただ不快なだけでなく、集中力を奪い、睡眠を妨げ、心まで疲れさせてしまいます。

もし、あなたが「もうどこに行っても同じだ」と諦めかけているのなら、一度視点を変えて、体の内側からのアプローチを試してみませんか?

私は、鍼灸師として17年、延べ数千人の方の体と向き合ってきました。

その経験と、自分自身の体験に基づき、あなたに最適な「刺さない鍼」と「浅く刺す鍼(0.5ミリ)」でのケアを提案させていただきます。

また、痒みや肌荒れ以外の肌トラブルにも対応出来ると感じています。

あなたの皮ふが本来の輝きを取り戻し、笑顔で毎日を過ごせるよう、全力でサポートいたします。

▼ LINEで無料相談・ご予約はこちら ▼

【公式LINEで無料相談・予約する】

友だち追加

[お電話でお問い合わせ]:下の📞マークをタップ