「風邪は治ったはずなのに、咳だけが数週間、数ヶ月と続いている……」
「病院で処方された咳止めを飲んでいるけれど、夜になるとコンコンと突き上げるような咳が出て眠れない」
「吸入薬も試したけれど、一時的に楽になるだけで、またすぐにぶり返してしまう」
都城市にある「鍼灸治療院たけした」には、このような切実なお悩みを持って来院される方が後を絶ちません。
仕事中も周囲の目が気になり、夜も熟睡できず体力が削られていく。
そんな日々が続くと、心身ともに疲れ果ててしまいますよね。
現代医学(西洋医学)の検査で「異常なし」と言われたり、対症療法の薬が効かなかったりする咳。
実は東洋医学の視点から見ると明確な「原因」が隠れていることが多いのです。
この記事では、臨床経験17年の鍼灸師の視点から、東洋医学が教える「止まらない咳」の3つの根本原因。
それを乗り越えるための体質改善のヒントを詳しく解説します。
1.西洋医学と東洋医学の「咳」に対する考え方の違い
まず知っておいていただきたいのは、西洋医学と東洋医学では、咳という現象を捉える「レンズ」が違うということです。
西洋医学の視点:喉や気道の「火消し」
西洋医学では、咳の原因を主に「炎症」や「ウイルス・細菌」「アレルギー」として捉えます。
そのため、炎症を抑えるステロイドや、気道を広げる拡張剤、菌を叩く抗生剤など、「今起きている火事(症状)」を消すためのアプローチが得意です。
これは急性期の強い症状には非常に有効です。
咳が止まらない!長引く咳の原因と対処法
東洋医学の視点:火事が起きる「火元」を消す
一方で、東洋医学では「なぜ、この人の呼吸器では火事が起き続けているのか?」という背景を探ります。
呼吸器という「枝葉」だけを見るのではなく、体全体という「根っこ」の状態を確認するのです。
「肺(呼吸器)」だけでなく、「胃腸(消化器)」や「腎(生命力)」のバランスが崩れているために、結果として咳が止まらなくなっているケースが多々あります。
薬で症状を抑えるだけでなく、この「火元」を消すことで、薬が要らない体へと導くのが東洋医学の役割です。
2.東洋医学が教える「止まらない咳」3つの根本原因:肺・脾・腎
東洋医学では、呼吸に関わる臓腑を単独ではなく、相互に関連し合うシステムとして考えます。
特に咳に関係が深いのが「肺(はい)」「脾(ひ)」「腎(じん)」の3つです。
①【肺】の機能低下(肺虚)
もっとも直接的な原因は「肺」そのものの弱りです。肺虚(はいきょ)と言います。
肺虚(はいきょ)で咳が出る原因
- 風邪や風邪の後
- 冷たい物の暴飲暴食(清涼飲料水やアイスなど)
肺虚(はいきょ)の時の呼吸器症状
- 咳
- 咳と痰(痰は水のようにサラサラ)
- 呼吸困難(慢性)
②【脾】の機能低下(脾虚)
消化器系の働きを担う「脾」の弱りです。脾虚(ひきょ)といいます。
脾虚で咳が出る原因
- 発熱後
- 湿気の多い時期(梅雨時期)
脾虚(ひきょ)の時の呼吸器症状
- 咳が出るとともに痰がからむ(痰は粘っている)
- 体が温まるとノドがイガイガして咳が出る
- 疲れやすい
- 便秘しやすい
③【腎】の機能低下(腎虚)
「腎」の弱り。腎虚(じんきょ)といいます。
腎虚で咳が出る原因
- 足元の冷え
- 体を冷やす食べ物、飲み物
腎虚(じんきょ)の時の呼吸器症状
- 横になると咳が出たり、呼吸が苦しくなる
- 夜中にひどい咳がでる
3.都城市の当院で行う「優しい鍼灸」と体質改善
「鍼灸って痛そう・・・」
「咳が出ている時に刺激して大丈夫?」
と不安に思われるかもしれません。
しかし、当院で行っているのは、体に「もう戦わなくて大丈夫ですよ」と安心感を与えるような、非常にソフトな刺激の施術です。
▼当院の優しい施術の解説ブログです。気になる方は↓をクリック▼
【鍼灸師が回答】鍼の痛い?痛みを与えない技術について徹底解説。注射が苦手な方でも大丈夫な理由や、体質に合わせた施術方法をご紹介します。「痛そうで怖い」というイメージが変わる、鍼灸の基礎知識はこちら。
全身のバランスを整えるオーダーメイドの施術
当院では、咳が出ているからといって喉周りだけに鍼をすることはありません。
- 肺の機能を高めるために、背中や腕のツボを整える。
- 胃腸の働きを助け、痰を作らせない体にする。
- 腎の力を補い、深い呼吸ができる土台を作る。
一人ひとりの「肺・脾・腎」のバランスを脈診や腹診で見極め、体質に合わせたツボを選びます。
都城市の気候と体調管理
ここ都城市は盆地特有の寒暖差があります。
急激な気温の変化は「肺」に大きな負担をかけます。
当院では、地元の気候に合わせた生活のアドバイスも行っています。
4.【症例報告】3ヶ月止まらなかった咳が、なぜ鍼灸で変わったのか
それは、私が開業して3年目を迎えた頃のことでした。
ある女性の患者様が、当院の門を叩かれました。
きっかけは、先に当院へ通われていたご主人のご紹介。
「妻の咳がずっと止まらなくて、見てやってほしい」という切実な願いからでした。
「薬を飲んでいるのに、変わらない」という焦り
お話を伺うと、主な症状は激しい「咳」。
それも、すでに3ヶ月も続いているとのことでした。
当然、病院も受診され、処方されたお薬を毎日欠かさず飲まれていました。
しかし、症状は一向に変わらない。
「いつまでこの咳が続くんだろう」
「夜もゆっくり眠れない」
そんな不安と疲弊が、問診を通してお顔からも伝わってきました。
東洋医学で見極めた「咳の正体」
3ヶ月も続く咳は、喉だけの問題ではありません。私は東洋医学の視点から、彼女の体が発しているSOSを丁寧に読み解きました。
当時の私は、彼女の「肺」の弱りだけでなく、それを支える「胃腸」のバランスが崩れていることに着目しました。
お薬で症状を抑え込むのではなく、体が自ら咳を追い出すよう、優しく全身を整える施術を組み立てました。
4ヶ月後、取り戻した「穏やかな日常」
週に1回のペースでじっくりと施術を重ねていくうちに、変化は少しずつ現れました。
「そういえば、今週は夜に起きる回数が減りました」
「咳の突き上げが、以前より楽になった気がします」
一歩ずつ、階段を登るように回復していき、治療開始から約1ヶ月半が経過した頃には、あんなに苦しんでいた咳がほとんど出なくなりました。
その後も、2ヶ月半鍼灸治療を続け体調も良くなりました。
諦めなくてよかった、という笑顔
「紹介してもらって本当に良かったです」
最後にいただいたその笑顔と、ご紹介くださったご主人の信頼に応えられた安堵感は、今でも私の大切な原点の一つです。
【3ヶ月止まらなかった咳が鍼灸治療で変わった詳しい治療経過】
5.今日からできる!咳をやわらげるための生活習慣ヒント
施術だけでなく、日々の生活で「肺・脾・腎」をいたわることが早期改善への近道です。
「白い食材」で肺を潤す
「肺」は乾燥に弱い臓器です。
肺を潤すとされる食材がこちらです。
- 梨
- 大根
- 蓮根
- 百合根
- 白きくらげ
子供の頃、風邪を引いて咳が出ると母親が「ハチミツ大根」からでたエキスを出してくれていました。
甘いもの・冷たいものを控える
甘いものの食べ過ぎは「脾(胃腸)」を傷め、痰を作る原因になります。
冷たい物は肺そのものを冷やすので、控えましょう。
足元を冷やさない
足の裏は「腎」と関係があります。(「湧泉」というツボがあります。)
足元を温めることは、体の中心である腰を温めます。
すると、全身がポカポカしますよ。
足湯で足を温めると全身がポカポカした経験があります。
6.まとめ:咳を止めるには「体を整える」こと
咳は、体が必死に何かを伝えようとしているサインです。
無理に薬でフタをするのではなく、「なぜ咳が出続けているのか」という体の声に耳を傾けてあげてください。
「肺・脾・腎」のどこが疲れているのかを見極め、そこを優しく整えてあげれば、あなたの体は本来の健やかさを取り戻します。
もし、都城市近郊(三股町、曽於市)で「もうこの咳は治らないのではないか」と一人で悩まれている方。
ぜひ一度ご相談ください。
17年の経験に基づいた鍼灸施術で、あなたが再び深く、静かな呼吸を取り戻せるよう全力でサポートさせていただきます。
お問い合わせはLINEが便利です。
3ヶ月以上続く咳や、病院へ行っても変わらない症状でお悩みの方は、ぜひ一度「鍼灸治療院たけした」にご相談ください。
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